飲む日焼け止め「サプリ成分」

ニュートロックスサン(NutroxSun)

お肌の黒色化や老化の原因となる紫外線に対する抵抗力を高めてくれる成分。

飲み続けることで効果は高まり、紫外線への抵抗力が最大56%アップします。

効果時間も長く、一日中お肌を守ってくれます。

ですので、塗る日焼け止めだけでは防ぎきれない紫外線もブロック。日焼け止めを塗っていないときや、塗っていない部位でもお肌を守ってくれます。

シトラスとローズマリーから抽出したエキスで作られた特許成分。

紫外線防御だけでなく、お肌の弾力アップやシワの減少効果も認められています。

ファーンブロック(PLエキス)

即効性が高く、服用30分後から効果が現れ、4~5時間持続します。

紫外線から皮膚を保護するだけでなく、光ダメージを受けたDNAの修復や、光免疫の向上にも働きかけます。

シダ植物の一種、 ダイオウウラボシ(Polypodium leucotomos)からの抽出物。

「ファーンブロック」( フェーンブロック )という名称で、アメリカで特許を取得しています。

PLエキスも同様の成分ですが、ファーンブロックと同じ原料や製造方法とは限らず、どれだけファーンブロックに近い効果が得られるかは、製品によって異なると考えられます。

肌を白くする「サプリ成分」

ビタミンE(トコフェロール、トコトリエノール)

抗酸化作用があり、紫外線を受けて発生した活性酸素を除去します。

脂溶性のビタミンで、細胞内に入り込んで働くことができます。

若返りビタミンとも呼ばれるビタミンの一種で、また、血行促進作用も持ちます。

ビタミンC(アスコルビン酸)

高い抗酸化力でメラニンの生成を抑えます。

こちらは水溶性のビタミンで細部内には入れませんが、酸化したビタミンEを還元することができます。

「メラニン還元」の作用も持ち、できてしまったメラニンを薄くしてくれます。

また、コラーゲンの生成にも欠かせないビタミンです。

カロテノイド、ポリフェノール

植物の色素成分。抗酸化作用で、紫外線を浴びて発生する活性酸素を除去してくれます。

カロテノイド:緑黄色野菜に多く含まれる黄、橙、赤色の色素。

リコピン、ルテイン、βカロテン、アスタキサンチンなどが有名で、これらはカロテノイドの中でも高い抗酸化力を持ちます。

ポリフェノール:植物の苦み・色素成分。

クルクミンやフラボノイドなど。フラボノイドの中でもカテキン、アントシアニン、イソフラボン、フラバンジェノールなどが有名です。

ビタミンB5(パントテン酸カルシウム)

皮膚の新陳代謝を促してくれるビタミン。

表皮のターンオーバーでメラニンが排出されるのを早めてくれます。

肌を白くする「医薬品成分」

L-システイン

L-システインは、メラニンに対してのいろんな効果を持ちます。

  • メラニンを生成するチロシナーゼという酵素の生成を抑えたり働きを弱めることで、メラニンの生成を抑えます。
  • できてしまったメラニンを、ビタミンCとともに無色化します。
  • 肌細胞の新陳代謝を高めてメラニンの排出を促します。

日焼けによるシミやそばかすの治療薬として使用されます。

薬局で購入できる「第3類医薬品」

いろんな食べ物に少量含まれていて、私たちの体内でも作られています。

糖尿病が悪化する危険や、白髪が増える可能性があります。

トラネキサム酸

メラニンを作り出す細胞「メラノサイト」を活性化する「プラスミン」をブロックすることで、メラニンの生成を抑制します。

シミ(肝斑)の治療薬として使用されます。

薬局で購入できる「第1類医薬品」

血栓ができやすくなるため、長期使用は避けなければいけません。

グルタチオン

グルタチオンは、高い抗酸化力を持つタンパク質です。

また、メラニン生産を起こす 酵素「チロシナーゼ」を抑制します。

いろんな野菜や果物にも含まれます。

病院でのみ使用や処方が許可された「 医療用医薬品」。

日本ではグルタチオンのサプリメントや市販薬は、販売が認可されていません。

アナフィラキシーの危険があるため、医師による投与(処方)で使用する必要があります。

ヨクイニン(薏苡仁)

皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を高める働きがあり、できてしまったメラニンの排出を助ける働きをします。

薬局で購入できる「第3類医薬品」

ハトムギの種子で、漢方薬の扱いです。

副作用は少ないです。